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○「THE OUTLINE 見えていない輪郭」展 --- 21_21 Design Sight
―http://www.2121designsight.jp/outline/about.html
プロダクトデザイナーの深澤直人がデザインしたプロダクト約100点と、
それらを撮った写真家藤井保の写真約70点が展示されていました。
背景や光にすっと溶けているにもかかわらず、
プロダクトの輪郭はしっかりと逃さない。
なんというか、絵だと言われても納得してしまうような、
きついラインのある写真ではありませんでした。
輪郭というと、シャープなイメージを持っていましたが、
それだけが輪郭ではなくて、デザインの輪郭とは、
モノ自体のラインのことだけを指すのではなく、
そのデザインの内部にあるものなのではないかな、と思いました。
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Tokyo Midtown DESIGN TOUCH Exbition
〜夢を叶えるデザイン展〜
―http://www.tokyo-midtown.com/jp/designtouch/2009/show/event01.html
"「DESIGN TOUCH 2009」のテーマである
「夢をカタチにするデザイン」を具現化するイベント。
イノベーションとデザインの世界的なコンサルティング会社「IDEO」が、
様々な課題に独自のプロセスで創り出してきたデザインを、
日本で初めて総合的に展示。"
iPhoneのアプリで、「Balloonimals」というものが紹介されていました。
詳細については以下の動画をご覧ください。
バルーンアートを楽しめるアプリです。
厳密に言うと、自分で好きな形を作ることができるわけではありませんが、
完成した動物たちが飛び跳ねたり破裂したりと、
なかなか可愛くて面白かったです。
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○DESIGNTIDE TOKYO 2009 --- 東京ミッドタウン・ホールほか
―http://www.designtide.jp/09/jp/about/
今年も内装がすごかったです。一面ふわふわの綿でした。
でも個人的には去年の紙のほうが綺麗で好きです。
展示されていたものの中で、特に好きだったのはこの2つです。
まずはこの発砲スチロールのようなもの。
段ボールなどで商品を運ぶときに一緒にいれる、梱包材だそうです。
LOVEという4つのアルファベットのものと、
バラのかたちのものがありました。
確かに梱包材って、一度散らばってしまうと
手に負えなくなってイライラするけど、
これだったら少しくらい部屋に散らばったままでもオシャレかも。
なーんて。
あとはこのアイディアが好きです。
テーブルの端に、自由に上げ下げできる
ピアノの鍵盤のような板がついていて、
それを好きなようにセットすると、本を置くこともできるし、
2つの板にぐるぐるひもを巻けば、
ペン立てとしても使うことができます。
ユーザーが自由にアレンジすることのできるデザインが好きです。
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○第18回企画展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2009」
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- 東京ミッドタウン・デザインハブ
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いつも通り、という感じでした。そりゃそうだけど。
安定したデザインという感じ?
はっちゃけたものがない分、ビビッときませんでした。
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○三保谷硝子店−101年目の試作展 --- AXIS ギャラリー
―http://www.axisinc.co.jp/publishing/exhibition/200910.html
とにかくもう硝子が澄んでいて素敵でした。
硝子ってそのままでも綺麗だし、
割れて粉々になっても美しいですよね。
とろけそうな硝子の台?があって、たまらなかったです。
硝子、挑戦してみたいなあ。
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○「I’m in love!」展 --- 東京スペイン大使館
―http://iminlove-spain.com/exhibitions/index.html
これはMomaという、アウトドアでの使用のために
デザインされたコレクションの一部です。
フラワーポットなのですが、見てわかるとおり、
テーブルのようになっています。
様々な高さのものがあるので、椅子として、
テーブルとして等色々な用途に対応しそうです。
そしてこれは鳥の巣箱ですが、
クラシックなものから、天気やヒエラルキー、
幾何学といった異なる意味をもったものまであり、
ひとつずつでもアイデンティティーを持ちながら、
全部集まるとひとつのファミリーを形成するのだそうです。
なかなか鳥の巣箱は使いませんが、可愛かったので載せてみました。