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最近は就職活動のためにちょくちょく東京に行っていました。
某企業の説明会では、既に内定をもらっている
という人がいるということを聞いたり、
合同説明会に来ているたくさんの学生よりも、
自分が非常に劣っているように感じたりと、
毎回東京に行くたびに憂鬱な気持ちになってばかりだったので、
前回東京に行ったときに、ご褒美がてら、
すっと観たかったヴェルナー・パントン展に行ってきました。

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○ヴェルナー・パントン展 --- 東京オペラシティアートギャラリー
http://www.operacity.jp/ag/exh111/index.html



ヴェルナー・パントンは、1926年デンマークに生まれのデザイナーです。
彼自身の名を冠した「パントンチェア」が最も有名でしょうか。
この「パントンチェア」はプラスチックの一体成型であり、
可塑性の素材でなければ成しえない
流れるような究極のフォルムを持っています。
会場には初期のものから最も新しいものまで、
全ての型のパントンチェアが展示されており、
形状や色など、パントンチェアの変遷を細部まで見ることができました。


また、展示物の中で私が最も惹かれたのは、
「ファンタジーランドスケープ」です。
これは、ポスターやパンフレット、
そしてサイトのトップ画像にもなっている、
左右上下全てがうねうねと波打っている空間です。
靴を脱いで中へ入り、実際にこの不思議な空間を体験することができます。
私を含め、他のお客さんも皆思い思いに寝転んだり座ったりと、
空間を楽しんでいるようでした。
(中はちょうどいい暗さになっているので、本気で寝ている人もいました...)
うねうねに座ると、意図せずにちょうど相手と向かい合うようになっていたり、
寝っ転がると、頭の位置が相手の膝のあたりにくるようになっていたりと、
とにかく不思議な空間でしたが、
ここから何か新しいコミュニケーションの形が生まれるのかもしれません。


念願のパントン展はとてもカラフルで楽しく、
就職活動でのモヤモヤした気持ちもなくなりました。
これから気持ちを切り替えて、もっともっと頑張っていきたいです!



来年4月公開の「アリス・イン・ワンダーランド」も楽しみです^^!
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