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○生誕150年記念 アルフォンス・ミュシャ展 @三鷹市美術ギャラリー
http://mitaka.jpn.org/ticket/100522g/



20100618130511


アルフォンス・ミュシャ(1860/7/24 - 1939/7/14)は
アール・ヌーヴォーを代表するグラフィックデザイナーです。
美術の教科書で彼の絵を見てから、
いつか本物を見てみたいと思っていたのですが
まさかこんなに早く夢が叶うとは思ってもいませんでした^^


作品は、とにかくもう美しくて見入ってしまいました。
はっきりとした曲線が用いられた作品だけでなく、
初期の頃の油彩画も展示されていました。
ですが、絵具を塗り重ねたときのボウッとした輪郭のラインではなく、
強くはっきりと輪郭線が描かれていたように感じます。
中でも、眼にくっきりと力強い印象を受けました。


以前写真家の蜷川実花さんが、
「女性を撮影するとき、女性よりも男性カメラマンのほうが
よりセクシーに撮ることができる」
と言っていました。
それは、常日頃から異性に対してそのような眼を向けているからであり、
その写真を見ただけで、それを撮影したのが
男性か女性かわかるのだそうです。
私は最近までずっと、あまりに美しい曲線で絵を描いているので、
アルフォンス・ミュシャは女性だと思っていました。
ですが、上の言葉を聞いて、実際にミュシャの絵を見てみると、
ひとつひとつの女性の仕草が艶めかしいというか色っぽく感じます。
これは、彼が男性として、女性のどのような仕草やポーズが好きかという
感性(本能?)があるからこそのものなのかなと思いました。



とにかく女性の美しさに圧倒されました...
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