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「紙とコスト」という本を読んでいたところ、
フランスのシャンパンブランドである、
ヴーヴ・クリコの商品パッケージに目がとまりました。



開封前は、普通の四角いボックスなのですが、
封を開けると、シャンパーニュクーラーのような形に広がるのだそうです。
2003年のグッドデザイン賞を受賞していました。
参照元http://www.g-mark.org/award/detail.html?id=28536&lang=ja


  


他にも、パッケージがそのまま
シャンパーニュクーラーになるものがありました。
左は、ボトルだけでなくグラスも付属されていて、
パッケージの蓋はそのままトレーとしても使えるようです。
右は200mlボトルが4本入っており、
それぞれ瓶のまま直接飲めるように、専用の飲み口が付いています。

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パッケージを、ただ包んで守るもの、
とするのではなく、その後の使われ方を考えたり、
パッキングされているモノ自体が、
どのような役割を持っているのかを考えないと、
それぞれ固有のパッケージは作られないのだなあと思いました。
単純に守るためであれば、四角いボックスの中に入れるだけでいいし、
もしかしたら新聞紙でぐるぐる巻くだけでもいいはずです。
使って終わり、もらって終わり、ではなくて、
その後の用途や処分の仕方がしっかり考えられていたり、
ずっととっておきたくなるようなパッケージっていいですよね。
いつかは捨ててしまうものだからこそ、その瞬間を大切にしたいものです。





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