memo

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これまでに主に読んだ本のまとめです。子どもや遊び、玩具というテーマで研究をするのであれば、カイヨワとホイジンガの著書には目を通しておいて損はないと思います。 最近は一日1冊なんとか読み終えることができていて、我ながらとてもいいペースだなと思…

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〈問題意識〉 そもそもは、植物に対する知識を深めるための遊び道具を制作したいと考えていました。ただ、植物の知識を修得することが子どもたちにとってどのようにプラスになるのかということがあまり思い描けませんでした。もちろん、自然を大事にするとか…

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先日、教育やアート、理工学部の院生の方など、色々な分野の人に研究に関する話をさせていただく機会がありました。そのときのフィードバックメモです。 例えば紙など、ある素材から構成されている素材を一度分解し、再構成してみるというのも、その素材に対…

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2011年の備忘録として。 - 今年も様々な場所に行って、色々なものを見て、たくさんの人に会った。そのおかげで、仙台にいたときよりも、世界を広げることができたと思う。でもその分、世の中にはこんなにも面白い人がいて、ドキドキするようなことをしている…

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自分の研究の方向性を再確認するためのメモです。 - ◎そもそも素材についての理解を深めることでどうしたいのか?(どうなるのか?) ・どんな特徴があるかを知ることで、素材自体を扱いやすくなる ・ものづくりそのものの発展 ・ここにはこんな素材を使うと…

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子どもに関する色々な取り組みを行なっている施設や団体のまとめメモです。 - 〈日本〉 ・国立科学博物館 デジタル学習コンテンツ http://www.kahaku.go.jp/learning/digital/index.html・国立国会図書館国際子ども図書館絵本ギャラリー http://www.kodomo.g…

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前回のレビューでのFBです。 - ・子どもを対象とするなら、もっと子どもに接近したほうがいいのでは? (ex.WSに参加する、プロトタイプを実際に使用してもらう...) ・モノがあることでイメージを共有しやすくなる。 ・分からない状態でもまずは試行錯誤を…

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昨日の研究会でのFBメモです。 - ・そのプロトタイプを用いることで、どんな体験ができるのか。 リアリティを出すためにも言葉で表しておくべき。 ・「マテリアルの新たな側面」の例を挙げたほうがいい。 ・比較方法として:異なる素材で同じ形、同じ素材で…

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昨日のプロジェクトMTGでのFBメモです。 - ・見る、聞く、触るといった、割と単純な観察だけしかできないのか。 ・対象物をちぎる、傷をつける、折るなど、 異なる素材でも同じ行為を行なうことで見えてくるものがあるような気が。 ・実際に集めてほしいもの…

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以前、記事115で「集める」に関係する事柄を、以下のように行為として3つの段階に分類し、 それぞれの段階で使われるであろう道具について考えました。 ①「集める」行為を行なっているとき/「集める」行為そのもの (1)「集める」という行為を物理的にサポー…

121

とりあえず今のところの研究概要と背景をざっくりと。 - 〈概要〉 本研究は、子ども自身の知見を広げることで、 環境に対する積極性や創意工夫の能力を向上させることを目的とする。 そしてそのために、ものを構成する素材に対する気づきを与え、 知識を深め…

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前回の記事から分かるように、どの段階においても、 無理矢理理由をこじつけてばかりで、具体的な裏付けがありません。 なぜ今この研究が必要なのか。研究によってどんなことが期待されるのか。 背景と目的という、研究の重要な軸が未だにぐらついているため…

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今一度、この研究を行なうに至った背景や動機について考え直したいと思います。 まずはこれまでの研究概要と背景のまとめです。 - 【2011.06.01】 〈概要〉 本研究では、ユーザーの様々なモノに対する考え方や捉え方を通し「考えるための玩具」を設計する。 …

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今更ですが、TDW2011関連の感想です。 (不快になりたくない方は読まないでください。)

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前回の記事を通し、今のところ私は以下の3点に面白みを感じています。 〈1〉意外なものを集めることのできる道具 ー見えないもの(ex. 音、空気、光...)を見える化して集める ー見えているものを見えない化(?)して集める ー見えているものを他のかたち、…

115

「集める」とはどういうことか。 私は「集める」に関係する行為や事象は、 下の図のように大きく3つの時系列で表すことができると考えています。 ①「集める」行為を行なっているとき 「集める」行為そのもの (拾う、採集、収集、ピックアップ、手に入れる、…

114

10/28(土)〜11/6(日)は、東京ミッドタウンで開催されていた DESIGN TOUCHというイベントの一環として、 "TOUCH the Rainbow"というワークショップの運営を行なっていました。 ワークショップの内容はとても単純で、7色のかざぐるまで大きな虹を作るとい…

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『Life of George』 (参考:画面とリアルをLEGOでつなぐiPhoneゲーム|WIRED.jp) "『Life of George』は、iPhone画面とリアルをLEGOで結びつけたゲームだ。 画面表示と同じものをLEGOで組み立てて写真に撮ると評点してくれる。" 研究室の方に教えてもらい…

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前回の記事からもう3ヶ月...! これからはもっとコツコツ考えを書きためていきたいところです。 - 前期の最終発表では、 「自然」「素材」「気づき」「自分の手を使う」 という4つのキーワードに着目し、研究を行なっていきたいと考えていました。 そこで夏…

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先日、子供向けワークショップの見学をさせていただきました。 私が参加した回は、「色」をテーマとした未就学児向けのものでした。 見学を通しての気づきをいくつか挙げます。 - ●「このワークショップでしかできない」という付加価値 (1)人との関わり 自分…

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とりあえずメモです。 ・『「遊び」という言葉は、動きの自由、運動のなめらかさ、 過度にわたらぬ有益な自由という観念を喚起する。』 ・『競争の遊びはスポーツに行きつき、 模倣と幻想の遊びは演劇を予示している。 偶然と組み合せの遊びは、数学のいくつ…

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ファイルの整理をしていたらメモがでてきたので、 忘れないように残しておきます。 - ●大人向けの「知育」とは? →生涯学習? ●子供は日々「初めての体験」だらけ →全てが「知育」の道具として機能しているのでは? ●「知育」されて得たものを活かすことので…

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今日の研究会でのダメ出しと、前回のレビューでの講評のメモです。 - ・植物のどの部分を使うのか(花、茎、枝、根、幹など) ・具体的なアイディアを! ・研究のリサーチとしてまず幼稚園と遊び、その教育を調べたのはよかった。 ただ、あまりに包括的、全…

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研究について、やりたい方向は見えているのですが、 それをどうやって形にして、前に進めていけばいいのかが全然見えていません。 とても焦っています。どんどん周りとの差が開いていっちゃう。 - まだ途中までしか読むことができていないのですが、 ロジェ …

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これから考えていきたいことがようやく見えてきました。 まず、6月29日(水)のレビューで発表した研究内容です。 - 《 植物を利用した遊び道具の研究 ― 自然と関わるための手工玩具のデザイン 》 1.研究概要 本研究では、子ども達に自然と触れ合うことの楽…

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大学院でも研究会でも、仙台にいたときとは比べ物にならないくらい 周りのスピードが速くて、とにかくついていくことで精一杯です。 あっという間に朝になって気がついたら夜になっています。 時間の使い方が下手なのかもしれません。もっと効率よくいかなき…

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099-1,2で挙げた28の玩具を分類しました。 (粘土は分類が困難だったため除きました。) - ●玩具そのものの形 ・立体的:18 ・平面的:10 ●使用されている素材 ・プラスチック:13 ・木:8 ・ABS樹脂:3 ・ゴム:2 ・ポリエチレン:1 ・ポリプロピレン:1 ・…

099-2

玩具事例調査その2です。 - パーツは一列につなぎ合わせるだけですが、 つなげたパーツを動かすことにより様々な形に変化します。 使うピースの数を変えればバリエーションは無限大です。 手先の器用さと想像力を高めます。 - 人の形をしたパーツを組み合わ…

099-1

自由に形を形成出来るタイプの玩具の事例調査をしました。 (何回かに分けて掲載します。) - 他方向性磁石で1歳からひらめきが自然に育つ、新しい右脳開発・構成玩具。 - LaQ(ラキュー)は、夢中で遊ぶうちに お子様の創造性や集中力を自然と引き出すユニ…

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そもそも大学院に入ってなにがしたかったのか、 一度研究計画書を見直してみます。 (以下は計画書の重要と思われる箇所を抜粋したものです。) - 《モノが氾濫する現代における、人とモノとの向き合い方に関する研究》 1.研究概要 ...本研究では、ユーザー…