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099-1,2で挙げた28の玩具を分類しました。
(粘土は分類が困難だったため除きました。)
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●玩具そのものの形
・立体的:18
・平面的:10
●使用されている素材
・プラスチック:13
・木:8
・ABS樹脂:3
・ゴム:2
・ポリエチレン:1
・ポリプロピレン:1
・スチール:1
・紙:1
●玩具の強度
・柔らかい(曲がる):2
・硬い(曲がらない):26
●成立方法
・玩具そのもののみで成り立つ:28
・何か他のものと組み合わせることで成り立つ:0
●くっつきあうかどうか
・はめることでくっつく:17
・他のパーツによってくっつく:5
・磁石でくっつく:2
・溶かすことでくっつく:1
・くっつかない:3
●何度も使えるかどうか
・使える:26
・とっておくことはできる:1
・使い捨て:1
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自分で組み立てて遊ぶ玩具は、
強度があって、何度も使えるものが多いようです。
また、これまでに挙げたものは、「玩具そのものだけで成り立つ」
という玩具ばかりですが、こんなものもあるようです。
『メイクドゥは、モノとモノをつなげたり組み合わせることで
モノづくりを楽しむための、何度でも繰り返して使うことができるコネクターです。
お家にあるお菓子のパッケージや段ボール箱などの
リサイクル素材を使って、好きな動物やロボット、
見たこともないモンスターや怪獣、ステキなイスやお家が簡単に作れます。
頭に浮かんだアイデアが逃げないうちに、
素早く切って繋げて組み立ててスゴいモノを作って遊ぼう!』
ノコギリ、ジョイント、ストッパー、ヒンジの4つのパーツから成り立っており、
それぞれ繰り返し使えるようになっています。
(素材はナイロンだそうです。)
身の回りにある段ボールや空き箱など、使用しなくなったものを
素材として再利用し、新しいものを作ることができます。
メイクドゥと他の玩具との違いは、
マテリアルそのものを与えていないというところにあると思います。
それだけでは成り立たず、他のものを取り入れることによって意味を成し、
テープ、糊、釘等の文房具や工具が使われてきた場所に、
あえてパーツという形で切り込んでいます。
サイトにも記載されているように、
大人にとっては立体的なブレインストーミングのツールとして、
子供にとっては工作遊びのためのパーツとして
とても幅広いものづくりに用いることができます。
その玩具だけでなく、周りを取り込みながら遊ぶことができるということが、
makedoの一番のポイントではないかな、と思います。
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《メモ》
・なぜ水色なのか
・ノコギリではなかなか切ったり穴をあけたりしにくい...
→makedoは元々オーストラリアのデザイングループが制作したもの。
もしかしたら現地の素材に合わせて作られるから
うまく使用できないことがあるのかも。
・一度パーツをはめると、うまく引き抜けるようになるまで時間がかかりそう。
・ヒンジにはロック機能がついている。
→ジョイントとストッパーという単純に留めるためのもの以外にも
こんなふうに「留める+○○」という一歩進んだパーツがあるのが嬉しい。
→ものの仕組みを知るきっかけになる?
・ジョイントを、留めるためのパーツとして以外にも使用されている例が多い。
→(ex)目玉の代わり、ジョイントの棒側を針のように見せたり...
・一番驚いたのは下の使い方
・はめたりひっぱったりするときの「ギギギギ」っていう感覚も楽しい。