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『Life of George』
(参考:画面とリアルをLEGOでつなぐiPhoneゲーム|WIRED.jp
"『Life of George』は、iPhone画面とリアルをLEGOで結びつけたゲームだ。
 画面表示と同じものをLEGOで組み立てて写真に撮ると評点してくれる。"


研究室の方に教えてもらい、せっかくだったので取り寄せてみました。
実際に遊んでみると、自分の作った作品をiPhoneのカメラでスキャンして
どんどんアーカイブしていくことがとても楽しく、
あっと言う間にたくさんの作品がデータとして溜まっていきました。
ただ、光の反射などによってはうまくLEGOの色を識別することができず、
抜けてしまったり、他の色が当てはめられてしまうこともあります。


これは、LEGOを置く台紙の両サイドに
実際に使用するLEGOと同じカラーがマーキングされており、
それと同じ色をiPhone側で読み込むようになっているのだと考えられます。
それならば、LEGO以外のものをスキャンした場合はどうなるのか、実際に試してみました。


使用した画像はこちらです。



Eclipse山中俊治)/画像元:「日蝕」という名のLED照明、山中俊治デザイン|デザイン|Excite ism(エキサイトイズム)

実物はINVITATION CARDなので、文字が入っていました。
これを読み取ったところ、下のような結果となりました。


 
(左:一回目 / 右:二回目)


なぜか一回目と二回目で上下逆さまに撮影してしまったので
少しややこしくなってしまいましたが、だいたい同じような結果が出ました。
光の当たり方によっては、空白とも白とも緑ともとられてしまうんですね。


自分の遊んだ軌跡をアーカイブしていくこと。
元々とは別の形で残すこと。
作品として扱うこと。
アーカイブの仕方ひとつにとっても、いろいろな方法がありますね。
手段としてのアーカイブなのか、目的としてのアーカイブなのか。
「集める」ことの意義や魅力をもっと突き詰めていかなければ。