126

前回のレビューでのFBです。

    • -


・子どもを対象とするなら、もっと子どもに接近したほうがいいのでは?
(ex.WSに参加する、プロトタイプを実際に使用してもらう...)
・モノがあることでイメージを共有しやすくなる。
・分からない状態でもまずは試行錯誤をし、手を動かすことはいいこと。


・「集める」という言葉から直ちにコレクションボックスに行ったのはやや安易。
 「集める」行為そのものに肉薄したい。
・「集める」という作業は、(1)集めてハコに入れる、というレベルと
 (2)ハコを集める、というレベルもある。
・こうしたケースがあれば、集めてみようという気になるのかもしれない。
 つまり、「集める」ことをまずはアフォード、もしくは促すハコを作ることが必要。
・何かを制限することでより素材に触れさせようとするのは面白い。
 触感にフィルタをかける、触れ方を指定する、
 というように「妨げる」ツールを提案というのもアリ?
・関わり方を変えさせる、普段使っているモノを少し変化させてみるとか。
(ex.メガネをカラーフィルムに...)
・「フタの交換」は子どもにとって煩雑ではないか。
・コレクションの魅力のひとつに「一覧できる」ということがあると思う。
・今回はどちらかというと「集める」ことよりも「関わる」ことに重きを置いていたように思う。
 「集める」ことで子どもの興味を引き、
 「関わる」ことにうまくバトンを渡せるようなものにしてほしい。
・「関わる」ことだけでなく、「集める」ときのワクワク感にも注力できるといいのでは。


・まずは類似研究、商品などをサーベイすることから。
・「予期せぬ使われ方」を探究してみては?
・「出合い」という言葉は良いかもしれない。
・年上の子どもでなければ、集めた後に関わるところまでいかないような気が。
・子どもが「集めたい」と思うのは何故か。そこからヒントが得られるかもしれない。
・モノを作ることだけでなく、状況そのものについて考えてみては。
・素材の「法則」について探ってみても面白いかもしれない。
・ものを集めることを対象物との関わりのスタートに置いているが、
 人が何かを集めるときは、集める動機として何らかの執着があるように思う。
 執着がない状態で大人が集めるように仕向けるのはそもそも無理があるのでは?

    • -


このFBを通し、ハコ、フィルター、法則という言葉がひっかかりました。
あとは、ORFやWS等で自分の研究について説明をする際に、
いつも「どんな素材を想定しているのか」という質問を受けるのですが、
具体的な対象を定めていないため、検討中としかお答えできていない状態です。
確かに、プロトタイプそのものだけじゃなくて、
対象となる素材の例をあげていないので、いまいち相手と考えを共有できていないのかもしれません。
ハコや方法などの周りから考えるのではなく、
例えば紙など、対象をひとつの素材に絞って検討することも有効な気がします。


最終的な評価方法や、論文への落とし込み方を悩む前に、
まずはモノのかたちを考えなければ!