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自分の研究の方向性を再確認するためのメモです。

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◎そもそも素材についての理解を深めることでどうしたいのか?(どうなるのか?)


・どんな特徴があるかを知ることで、素材自体を扱いやすくなる
・ものづくりそのものの発展
・ここにはこんな素材を使うといいかもしれない、
 などというものづくりに対する積極性、創造性の向上
(形状だけでなく、質感や匂い等が素材選択のキーになると尚良い)
・ある“もの”になぜその素材が使われているのかを知る、考えるきっかけになる
・かたちだけでなく、素材そのものも、ものの選択基準のひとつになる
・素材の新たな側面を発見することで、なぜ?という疑問を生じさせ、探究心を高める


→作り手として、ユーザーとしての両方の目を養うことにつながる

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このテーマは、完全に自分のコンプレックスからきているんだなと実感するようになりました。
今の学校の学生に比べて、自分の素材や道具に関するあまりの知識の乏しさに
自分は大学4年間でいったいなにをしてきたんだと後悔する毎日です。
なので、これからものづくりをするかもしれない子どもたちにはこんな思いをさせたくないというか、
もっと広い視点で自由にものを作ってほしいと考えています。
もしかしたら、子どもだけじゃなくて大人だって使っていいかもしれない。
かたちだけじゃなくて、素材にもこだわりを持ち、
これまで以上にものと深く関わっていくことができたらな、と思います。


関係ないと思っていても、意外と物事はつながっているんですね。