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前回の記事を通し、今のところ私は以下の3点に面白みを感じています。


〈1〉意外なものを集めることのできる道具
ー見えないもの(ex. 音、空気、光...)を見える化して集める
ー見えているものを見えない化(?)して集める
ー見えているものを他のかたち、状態に変換して集める
(Life of Gearge のように、スキャニングしたものを全てレゴに置き換えるような)
〈2〉遊んでいるうちに偶然「集まっている」道具
ー走り回ってるうちに洋服にたくさんくっついているというような
ー万歩計のように行為を集めることができる
〈3〉集めたものを観察ではなく“感察”できるような道具
ー視覚的にだけでなく、五感を使って対象物と向き合うことができる


〈1〉の場合は、「集める」過程も完了した状態も両方楽しむことができ、
〈2〉の場合は、普段の行動に「集める」という行為が付加価値としてプラスされます。
〈3〉の場合は、「集める」行為ではなく、対象物そのものにフォーカスしています。
3つとも対照的な考え方ですね。
今はひとつだけに絞るのではなく、それぞれについて考えていきます。