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今日の研究会でのダメ出しと、前回のレビューでの講評のメモです。

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・植物のどの部分を使うのか(花、茎、枝、根、幹など)
・具体的なアイディアを!
・研究のリサーチとしてまず幼稚園と遊び、その教育を調べたのはよかった。
 ただ、あまりに包括的、全般的なので、
 どれか一つに集中して考えるといいのではないか。
(植物を体につける遊びなどは面白い)
・実際のサンプルがあると分かりやすくなる。
・女性らしくて良い。
・子どもはスーパーのレジ袋やペットボトルなどでも遊ぶが、
 植物を使って遊ぶということもそれと同じような気がする。
 それとどう区別できるか、するかということを考えてみては。
・もっとビジュアライズすることを考えるべき。
・遊びの分類はこれでいいのか。
 それぞれを一つだけに当てはめなくてもいいのでは?


・makedoは段ボールだけで物を作ることに比べて、どこが一番の利点なのか。
 段ボールだけで作った方が、その特性を知れるような気がする。
・野菜や食べられる植物と玩具の組み合わせはどうか。
・単純に"makedo"の植物版にならないか心配。
・落葉などを使ってみては?
・北欧の自然教育、環境教育にも注目してみては。
・子供に環境への関心を持たせる意味は何か。
・小さい頃に培った素質は、大人になってから気づくことが多いと思う。
 だから、美しい物を作る人が小さい頃に何を見て遊んでいたのか
 ということもヒントになるのでは?
・「使えるかな?」と考えたり、
 拾っては捨てを繰り返すことによって判断力が育つのではないか。
・落ちているものを拾うことと、生きた状態から摘むことの違いは、
 子供の経験量や年齢(目の高さ)でもあるのかもしれない。
・子供にこう学ばせたい、に加えて、
 自然と身に付いていくことにはどのようなことがあるか。
・「植物で遊ぶ」というのは、もしかしたら玩具の原形なのかもしれない。


・植物遊びを通じて、周囲の人とコミュニケーションがとれるとよいのでは。
・四季折々うつろう自然を楽しめた方が面白そう。
・幼稚園教育要領は正しいと思うか?
 色々な国の教育方法を見て、自分なりに計画を立ててみてもよいのでは?
 必要なものや考え方を抽出するという方法も。
・遊んだ後に植物はどうなるのか。
・採った瞬間は生き生きしていた植物は、時間の経過とともにしおれる。
 でも、そこから「植物は生きている」ということを学んだ気もする。

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発表に対してたくさんフィードバックを得られるので
視野が広がったり、考えが深まるのでとても充実しています。
(もちろん、すごく緊張したり落ち込んだりもしますが...)
とにかく今は教育、遊びのこと、
植物そのもののことについて全然勉強が足りない状態です。
もっと本を読んで知識を集積していかなきゃ。

あとは、今日千彩を研究会で初めてお披露目をしましたが、
なかなか良い反応が返ってきたので嬉しかったです。
ただ、「玩具」となると、大きなシート状になったものよりも、
花びらや葉っぱ1枚1枚を紙で加工したもののほうが
「植物で遊んでいる感」を味わうことができる、
という意見をもらいました。確かに。
紙で加工するという手法を、植物遊びに落とすのも一つの手かもしれないなあ。