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続いてTDW2010 2日目です。

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HIRAMEKI Design×Finland@Living Design Center OZONE
http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/1003.html

最新のフィンランドデザインが、3つのフロアに展示されていました。
素材の使い方がとても印象に残りましたが、
その中でも特に、布の使い方に惹かれました。
布の手触りやうねり、柔らかさを活かした作品が多くあったように思います。
一歩間違えると単なる手芸になりかねないフェルトを
どうやってプロダクトに落とし込むか、さじ加減が難しいなあと思いました。

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more tree展@AXIS
http://www.axisinc.co.jp/publishing/exhibition/201010.html

森林の現状や森林への取り組みを伝える展示や、
「Play the Living」をコンセプトに間伐材を利用して制作した
more treesオリジナルプロダクトの発表などがありました。

 

会場内を彩るモビールなども、
間伐材や道に落ちているような小枝で作られていました。
つみきをモチーフにしたキッチンツールセットは
木の手触りだけでなく、台に置いたときに出る音も心地よく感じました。
白木のように軽い木と、厚紙の切れ端は
落としたときの音がとても似ていました。不思議です。

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DESIGN TIDE TOKYO 2010東京ミッドタウン・ホール
https://designtide.jp/


刺激を受けたり、自分にもこんなアイディアがあったのにと悔しくなったり。
例えばプロダクトそのものじゃなくても、
ジョイント部分や加工方法など、得られるものがたくさんありました。
特に、自分のやっていることと近いプロダクトとして、
NEO GREENさんとEDING:POSTさんが共同で開発した
Leaf Letter」というものが印象に残りました。
(参照:http://www.neogreen.co.jp/archives/2010/10/2010103020101103-design-tide-t/
「"葉っぱ"に直接 文字を書いたことが"葉書"の起源である」ことから、
この製品は考え出されたそうです。
また、「紙」と「葉っぱ」どちらにも共通する「包む」という行為を活かし、
葉書としてだけでなく、封筒としても用いることができるようです。
他のモノを「紙」として落とし込むか、「紙」を他のモノへ落とし込むか。
やはり、「紙」も「植物」も、とても奥が深い存在です。

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また、ミッドタウン内のインテリアショップIDEEで展示されている
アシフ・カーン氏のHARVESTという作品を見ました。
(参照:http://www.vogue.co.jp/lifestyle/news/2010-10/22/idee
道端に生えているかすみ草を、瞬間冷凍の後に乾燥させ、
テーブルやイスへと形作ったようです。
良い意味でとてもショックを受けました。そして悔しい!





私も、驚かせたり感動させるだけじゃなくて、
たくさんの人を悔しがらせたい!

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