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最近読んだ本のメモです。

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「デザイン」という言葉に対して抵抗を持ちがちだが、
「デザイン」とは見た目の美しさだけを指すのではなく、
“見た目や使いやすさを含めた「心地よさ」”のことを言う。
“普段見えないところまで気をつかってデザインすること、
ユーザーの優越感をくすぐるだけでけなく安心感を与えること、
それこそが「デザイン的発想」である。”

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“ファンタジア:これまでに存在しないものすべて。実現不可能でもいい。”
“創造力:これまでにそんざいしないものすべて。
 ただし、本質的且つ世界共通の方法で実現可能なもの。”
想像とはゼロから物事を考えることだけではない。
色彩、重量、素材を変えてみること。
内容を変えずにある事柄を反復すること...
ファンタジアの活動は、「あべこべの世界」をつくることから始まる。
いつもとは違う物の見方、考え方をするだけで、
それだけ世界は広がるのだ。

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良いデザインとそうでないデザインについて、使い勝手の面から考える。
例えばひとつのボールペンがあるとする。
2色のインクを使い分けることのできる軽いプラスチック製のものだ。
いかにも事務用なこのペンを、
美しく優れたデザインだと言う人はなかなかいないだろう。
しかし、急いでメモを取らなければならない場合、
わざわざキャップの開け閉めをしなくていいし、
片手で黒と赤2色のペンを使うことができるため非常に便利であるから、
その点では良いデザインだと言えるだろう。
だが、結婚式場の受付でそのようなペンが使われていたらどうだろうか。
せっかくの華やかな雰囲気を壊してしまうことは安易に想像がつく。
「良いデザイン、悪いデザイン」を判断する上では、
それを使う人や状況、場所に合っているか
どうかということも重要な基準になるのだ。

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飛び出すだけがしかけ絵本ではない。
それぞれの紙の特徴をどのように活かすことができるか。

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もともとミッフィーの絵本は、絵本として描かれていなかった。
グラフィックデザインとしてブルーナの作品を見る。

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サービス≠ホスピタリティ。
マニュアル通りでなく、相手のことを考え、
その相手にしかできないことをすることがホスピタリティ。

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デザイナー北川一成と、様々なデザイナー、経営者との対話。
間の取り方が美しい。



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