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毎日ムシムシジメジメしていて、なかなか気分が上がりません。
干し花もうまく乾燥しないので、早く梅雨明けしてほしいです!


植物から繊維を取りださず、
そのままの形で紙などを作るという事例を調査していたところ、
同じゼミ生のshunから、こんなものを教えてもらいました。



Edible Artというもので、
野菜を薄くスライスし、形を整えて乾燥させたもので、
ボウルやカップなどといった食器として使うのだそうです。
野菜で作られているので、もちろん食べられるようです。
上の作品は、オランダ人アーティストの
Geke Wouters氏が作ったものです。
けっこうプレスされているのか、表面が割となめらかなようです。
野菜の形を残したまま器を作るというよりも、野菜をパルプとして扱い、
しっかりとした形を作っているのかな、と思います。
丈夫さを出すためには、
やはり繊維同士の絡まりあいが重要なようですしね。
この方法だと、和紙などのように透かしや模様を
容易に入れられるかもしれません。



そして他にも、米カリフォルニアのアーティストMargaret Dorfman氏も、
野菜を使った食器の制作に取り組んでいるそうです。
こちらは上の写真のとおりに、
野菜をカットしたままの形で食器に使っており、
それぞれの野菜が非常に色鮮やかで美しい作品となっています。
こちらももちろん食べられる食器です。
私がやりたいことは、この作品にとても近いです。
花びらの色や形を残したまま、それを紙のような素材にし、
そこから新しい作品を生み出したいと考えているので。
これはどうやって食器としての強度を出しているんだろう...?
食べられるということは、何も使用していないか、
もしくはデンプンのようなもので固めているのかな。



謎はどんどん深まるばかりですが、
逆にここまでやられている人がいるということは、
私にもきっとできるのだと信じて、
ガツガツ手を動かしていきたいと思います!
参照元http://greenz.jp/2009/09/30/edible_art/






野菜で作れば「食べられる食器」
じゃあ花で紙を作ったら...?
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