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前回から完全に思考が止まっていました。
もう何を作りたいのか、何を作ればいいのか混乱してしまい
思うように作業が進みませんでした。
家の庭で祖父と祖母が育てている大根の葉っぱで紙を作ってみましたが、
これでは「紙」であることがいまいち分かりません。
光に当てると、それ自体が透けるだけではなく、
床や壁に影がうつるのでそれも素敵ではあるのですが...。
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そこで、形を考えることに完全に行き詰まってしまったので、
卒展では最終的にどんなものを展示したいかを考えることにしました。
私としては、「紙」という素材を見せることはもちろん、
それを使った「作品」も作りたいなあという気持ちがあります。
なので、「作品」だけでなく、封筒などといった
こまごましたものも見せるということを考慮し、
1.「こんな紙を作りました!」
(紙そのものの展示)
2.「この紙を使ってこんなものを作ることができます!」
(封筒やライトといった、
紙を手にした人が簡単に作ることのできるものの展示)
3.「私はこんなものを作りました!」
(ドレス等のように、作品的要素が強いものの展示)
という三段構成での展示にしようと考えているところです。
特別な素材ではあるものの、決して手に取りにくい素材にはしたくないので、
「こんなことができます」という例を提示してあげたいなあと思っています。
「すごい作品を作らなければ!」という焦りがありましたが、
展示のおおまかな内容を考えたことで少し気持ちにゆとりができました(^^;)
とりあえず、自分の作った「紙」をどんなものに置き換えて使用したいか、
とにかくアイディアを出していきたいと思います!