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3月10日(木)から横浜のBankART Studio NYKで開催された 日韓合同卒業制作展TETSUSON2011にて、 植物を使用した「千彩(ち-さい)」という紙を発表しました。 そして、とても嬉しいことにJapan Design Netの 卒展特集の中で紹介していただけることとなりま…

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先日、卒業制作展が無事終了しました。 お越しいただいた皆さん、本当にありがとうございました。 - 私は、制作した紙「千彩(ち-さい)」のうち6枚と、 紙を使用したドレスの展示を行ないました。 展示を見に来てくださった方々からノートへコメント書いて…

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紙のタイトルを考えています。 タイトルというか、ブランド名と言ったほうがいいかもしれません。 ○たくさんの植物を使用していること ○植物が紙に挟まれていること ○光に透けると尚綺麗なこと ○植物が一番美しい瞬間を閉じ込めていること ○植物が舞い散った…

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今は制作した紙を使用した照明のデザインを考えています。 単なる“紙を使った照明”にならないよう、 “植物らしさ”を出したいのですが、 どうしても“紙”であるということが前面に出てしまいます。 - (左:典具帖紙を二重に巻いたもの / 右:左にバラの紙を合…

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紙を使った作品として扇子を試作してみました。 今回使用したのは以下の紙です。 (左:台の上で撮影したもの / 右:光に当てて撮影したもの) 淡いピンク色のバラを使いました。 実物は上の写真よりももう少し白っぽいものになっています。 100円ショップ…

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最終公表会時に使用するパネル案のメモです。 [1]表紙 ○研究タイトル ○学籍番号、氏名 [2]研究テーマ、背景 [3]植物と紙の関わり方について ○紙とは何か(紙、植物の特性について) ○「紙」+「植物」=? ・紙が主体となり植物にはたらきかけているもの ○「…

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前回から完全に思考が止まっていました。 もう何を作りたいのか、何を作ればいいのか混乱してしまい 思うように作業が進みませんでした。 家の庭で祖父と祖母が育てている大根の葉っぱで紙を作ってみましたが、 これでは「紙」であることがいまいち分かりま…

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いざモノに落とし込むとなると、『植物』自体の魅力を活かすには どうしたらいいのかなかなか見えてきません。 とりあえず手を動かそう!形を作ろう!ということで、 風船に銀杏で作った紙を貼りつけてみました。 なかなか良い感じです。 紙で加工をしている…

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紙の制作方法が固まりつつあるので、 そろそろ最終的なかたちを本気で考えていかなければなりません。 これまで私は、そのままの形の植物を 重ね合って紙状のシートを作ることにこだわってきましたが、 下の写真のように、花びらや葉っぱ一枚のものも なかな…

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『ちょっと小粋な香り屋さん』(http://www.k-u.co.jp/)の 勝田さんから頂いたエッセンスウォーターを使って、 紙に香りを付ける実験をしました。 香りにムラを出さないために、 直接紙にスプレーのように吹きつけるのではなく、 制作段階で、使用する糊に…

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紙の制作に使用する材料がやっと決まりつつあるので、 ここで一度それらの値段などをまとめておきます。 - 【道具】 ●ボウル ●泡だて器 ●刷毛 ●洗濯バサミ(紙を干す際に使用) ●アイロン ●アイロン台 ●ピンセット ●ハサミ ●カッター ●カッターマット ●定規 …

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紙の制作に使用している糊を比較しました。 ※それぞれ、以下の手順で制作しました。※ 左上:原液のまま使用 右上:原液:水=2:1 左下:原液:水=1:1 右下:原液:水=1:2 ●ボンド ・紙の透け具合は4種類の中でトップ ・テカりがとても目立つ ・少しでも汗ばん…

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ちまちま作っていた紙のまとめです。 模様を作るって、とても難しいです...。 - (※それぞれ、左:机に置いたもの/右:光に透かしたもの、です) ●バラ、スプレーバラの花びら (それぞれ、薄いピンク色、ピンク色、紫色、赤紫色単色のものを使用) ●バラ、…

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そして今日は午後から、大学で開催された、 株式会社竹尾による紙の勉強会に参加しました。 見本帖本店へ何度か足を運んだり、ペーパーショウを拝見したりと、 ぜひ一度お話を伺いたいと思っていたので、絶好の機会でした。 内容は、プロからしてみれば本当…

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今日はとても盛りだくさんな一日だったので、 エントリーを2回に分けて書くことにします。 - 仙台市宮城野区原町で『ちょっと小粋な香り屋さん』という 香りの専門店を営んでいらっしゃる、 勝田さんという方に、香りに関するお話を伺ってきました。 (※オン…

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現在、典具帖とでんぷんのりを使って紙を制作しています。 最近までは、ずっとでんぷんのりではなくボンドを使用していたのですが、 少しでも汗ばんだ手などで触ってしまうと、 ぺとぺとと手に貼りつく感覚があるとご指摘を受けました。 これでは、湿気が多…

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バタバタと過ごしていたら、前回の更新から あっという間に9日も経ってしまいました... 気持ちを切り替えて、コツコツ研究に取り組んでいきたいと思います。 - 前回、「とっておきたくなる紙」と「使いたくなる紙」は それぞれどういうものか、という記事を…

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「とっておきたくなる紙」と「使いたくなる紙」の違いについて 相変わらず自分の中で答えがまとまりません。 ちなみに、私自身は以下の紙にとても魅力を感じています。 ●グラシン グラシン紙は、お菓子作りなどで使用するクッキングシートと似ていて、 表面…

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私は今、配置などはあまり考えず、 花びらや葉っぱをただ単に散らしたものを使用して紙を作っています。 それはそれで、自然な雰囲気があってもちろん綺麗なのですが、 今ひとつ物足りなく感じています。 そこで、植物で何か模様を描いてみようかなあと考え…

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064の続きです。 とても画像のサイズが大きく、枚数も多いので心してご覧ください...

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これまでは、紙とはどういうものかなど、 とにかく紙と向き合ってきました。 ですが、人と紙との関係についてもっとよく知らなければ、 本当に使いたいと思わせることができるような 紙を作ることができないのではないかと思いました。 そこで、「紙に対する…

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制作している紙がどのようなものに使えそうか 思いつくまま描いていきました。 (図のピンク色の部分に、紙を使うことを想定しています。) - - 最後のほうは、ただ思いついたことを描いただけなので 私の作った紙のことからとても離れています...。 単純に…

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以前、普段の生活の中にあるものを 必然的に光を通すもの、偶然光を通すものの2つに グループ分けをしてみました。 その中の、偶然光をとおすものとして、「うちわ」を挙げましたが、 こんな一風変わった「うちわ」を教えていただきました。 これは、「水う…

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これまではティッシュペーパーを使って紙を作ってきたのですが、 そろそろもっと大きな紙を作りたいと思い、 アドバイスを参考にして、和紙を購入しました。 今回購入したのは、典具帖という紙です。 【典具帖・天具帖(てんぐじょう)】 楮の優良な繊維で製…

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調子に乗って作ってみました。 私はピアスを開けていないのでイヤリングです。 左はバラの花びら1枚をそのままの形で加工したもの、 右は菊の花びらを散らして加工したものを使いました。 左のイヤリングは完全に自分の趣味で作りましたが、 右は、光に透か…

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「光を通す」ということについて考えました。 - 1.光にはどのようなものがあるか ※ここでは普段の生活の中で一般的に感じることのできる可視光線についてのみ考えます。 ○自然光 (ex.太陽、月、星、発光する生物...) ○人工光 (ex.白熱灯、蛍光灯、LED、…

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相変わらず試行錯誤を続けています。 前回まででも、自分としてはかなり良い出来でした。 制作した日から花びらの変色等の劣化は見られません。 ですが、写真では伝わりにくいのですが、使用している材料の関係で、 紙の表面がテカテカ光ってしまったり、気…

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押し花アーティストである杉野宣雄さんと、田中敬三さんからの アドバイスを参考にし、新たな植物紙の制作に取り組んでいます。 これまでと大きく異なる点は、 “紙”を使用して“紙”を作っているというところです。 (左:カーネーション(クリーム色、ピンク…

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「紙で包む」というと、プレゼントの包装紙だとか、 割れものを守るための新聞紙だとか、はたまた魚の紙包み焼きなどと、 とても幅広い事柄を思い浮かべることができます。 その中でも私が最も惹かれるものが“折形”です。 “折形”とは、「日本の礼儀作法の1つ…

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なんとか野菜や果物を乾燥させ、形にするコツをつかめるようになりました。 ですが、やはりMargaret Dorfman氏の作品と見比べてみると、 その厚みの差は歴然です。 (左:私が作ったオレンジの器 / 右:Margaret Dorfman氏のVeggie Bowl) この厚さの問題は…