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先日、卒業制作展が無事終了しました。
お越しいただいた皆さん、本当にありがとうございました。

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私は、制作した紙「千彩(ち-さい)」のうち6枚と、
紙を使用したドレスの展示を行ないました。




  



展示を見に来てくださった方々からノートへコメント書いていただいたり、
20日(日)に行なわれた公開自主レビューへ参加したりと、
大学以外の方からもたくさんの言葉を頂きました。


紙そのものとしての存在感があるからか、
例えばドレスなどのように、それ自体の形にこだわるものよりも、
ランチョンマットや障子など、紙の形はそのままに、
紙を見せる使い方をしたいという意見が多かったように思います。


他にいただいた意見としては、


・作品なのか製品なのか分からない
・美しい植物を美しく加工するだけではなく、
 まさかこんなものが?というようなものを美しく加工してみては
・鉄が錆びるように、時間とともに色等が移り変わるものはどうか
・ドレスが展示されていると、それがテンプレートのように感じてしまい、
 紙がただの壁紙にしか見えない
・香りがもっと強いと嬉しい
・季節に合わせて変えられるものに使用したい


などがありました。




また、これは試作品段階から何度もあったことなのですが、
花びらを使った紙を見た人は、匂いを嗅ぐとそのほとんどが
「花の香りがする!」と言うんです。
花自体には実際は香りがあまりないので、
たぶん使用している市松糊が乾燥した香りなのだと思うのですが...。
展示でも何度も花の香りがすると言っていただいて、
視覚で受けるイメージの強さにとても驚きました。

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卒業制作展は終了しましたが、
3月に横浜で改めて「千彩」の展示を行なうので、
それまでに改善できるところは改善していきたいと思います。








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