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現在、典具帖とでんぷんのりを使って紙を制作しています。
最近までは、ずっとでんぷんのりではなくボンドを使用していたのですが、
少しでも汗ばんだ手などで触ってしまうと、
ぺとぺとと手に貼りつく感覚があるとご指摘を受けました。
これでは、湿気が多い時期や場所で使われると、
不快な気持ちになることは間違いありません。
そこで、元々和紙を接着する際に使われてきた、
でんぷんのりを使用することにしました。
でんぷん系の糊の接着力は水素結合によるもので、
同じく水素結合している紙への使用に向いているのだそうです。
また、でんぷんのりだけでは若干強度に不安がありますが、
ボンドを混ぜ合わせて使うことで、テカりは少なく、
強度のある接着ができるとのことです。
参照元
http://www.kirie-art.com/index.html
http://www.kirie-art.com/7paste/glue/7glue.html


更に、糊について調べていたところ、
「こんにゃく糊」というものが存在していることを知りました。
元々、和傘の制作時に使われていたものだそうで、
これを使うと強度と耐水性がグンと増すようです。
紙の耐水性が増したら、器や傘として使うことができるだろうし、
破れにくく強い紙はバッグなどに用いることができるかもしれません。
用途の幅を広げるためにも、早速試してみたいと思います!
参照元
http://www.rakuten.ne.jp/gold/wagayaclub/konnyakunori-tukurikata.html
http://homepage3.nifty.com/garakuta-syuuri/sonota/konniyakushi.html
http://yamekougei.exblog.jp/12623134/
http://gyaok.naturum.ne.jp/e882904.html






明日はガシガシ紙を作ります^^!

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