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「とっておきたくなる紙」と「使いたくなる紙」の違いについて
相変わらず自分の中で答えがまとまりません。


ちなみに、私自身は以下の紙にとても魅力を感じています。


●グラシン

グラシン紙は、お菓子作りなどで使用するクッキングシートと似ていて、
表面はつるつると滑らかで透明感があります。
すぐにシワができてしまうところと、絶妙な透明感がなんとも言えません。
くしゃくしゃにしたり、小さくちぎってラッピングに使ったり、
丸めたものをつなげてモビールにしたいです。

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●カラペラピス

参照元竹尾|カラペラピス
カラペラピスの中でも、アズライトという青色のものが好きです。
写真では伝えることが難しいのですが、鉱物に含まれている
細かい粒子のように、紙の表面がとても美しく輝く紙です。
なんとなく、ブルーノ・ムナーリ氏の「闇の夜に」という絵本を思い出します。

この紙は、それだけでとても美しいのでシンプルにブックカバーとして使いたいです。
それか、くるみボタンにしてアクセサリーにしたら可愛いかなと思います。

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●ルフィーラ

参照元紙辞典|ルフィーラ
ルフィーラとは「糸」という意味なのだそうです。
その名の通り、紙には細い糸状に色がのせられています。
強めの光があたると色はほとんど見えなくなり、ほぼ真っ白になります。
この紙も、余計な折り目や切りこみはあまり入れずに、
そのままの色を楽しむことのできるようなものに使いたいです。

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竹久夢二のマッチ柄千代紙

傘柄の千代紙もあるのですが、それもまたとても可愛らしい色づかいです。
ただ額に入れて飾っておくだけでも素敵でしょうし、
包み紙としても非常にオシャレだと思います。
ですが、ちょっと使ってしまうのがもったいないという気持ちもあります。
可愛いので、いつまでも自分の手元に置いていたいです。

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LUSHの包装紙

大きな箱が、いかにも海外のプレゼント!というような
ド派手な包装紙で包まれており、その上からリボンが巻かれています。
「こんな柄のブックカバーがあればいいな」などと、
ほしいものを想像することはできますが、
もったいなくて使うことはできません。

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ここまで書いたところで、私の場合は、


○はっきりと大きな柄があるものはとっておきたい
○透明感のある薄いものは使いたい
○模様のある紙は、なるべくシワ等をつけずに使いたい
○使い方が思い浮かばないというよりも、
 もったいなくてとっておくことが多い
○とっておく=ながめてニヤニヤすること
○厚手のものよりも、薄手のものが好き
○プレゼント等の包装紙は、いくら薄くて可愛らしくても
 使うことはあまりない(とっておくことが多い)


という傾向があるのかな、と思いました。
ですが、これが全てその通りかというと、そうではないこともありますし、
やはり自分の中ではっきりとした境界を見つけることができません。


皆さんは、どんな紙を「とっておきたい」と思い、
どんな紙を、どのように「使いたい」と思いますか?







紙は触った感触も大切ですよね。
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