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『知』のつく単語について調べました。
(自分用メモです。)

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英知(えいち) :すぐれた知恵。深く物事の道理に通じる才知。
         哲学で、物事の真実在の理性的、悟性的認識。
         また、それを獲得しうる力。
感知(かんち) :感じとること。気づくこと。
関知(かんち) :あることに関係し、それについて知っていること。
既知(きち)  :すでに知っていること。すでに知られていること。
奇知(きち)  :すぐれた知恵。奇抜な才知。
機知(きち)  :その場に応じて、とっさに適切な応対や発言ができるような
         鋭い才知。ウイット。エスプリ。
旧知(きゅうち):古くからの知り合い。昔なじみ。
検知(けんち) :機器などを使って検査し、故障などを知ること。
見知(けんち) :実際に目で見て知ること。目で見て心に悟ること。
公知(こうち) :世間一般に広く知られていること。周知。
告知(こくち) :告げ知らせること。通知すること。
         当事者の一方の意思表示によって、
         賃貸借・雇用・委任などの継続的契約を終了させ、
         将来に向かって効力を消滅させること。
才知(さいち) :才能と知恵。
察知(さっち) :おしはかって知ること。それと気がつくこと。
周知(しゅうち):世間一般に広く知れ渡っていること。
         また、広く知らせること。
衆知(しゅうち):多くの人々の知恵。衆人の知恵。
習知(しゅうち):ならい知ること。
熟知(じゅくち):細かなところまでよく知っていること。
         詳しく知っていること。
承知(しょうち):事情などを知ること。
         また、知っていること。わかっていること。
         依頼・要求などを聞き入れること。承諾。
         相手の事情などを理解して許すこと。
知合(しりあい):互いに相手を知っていること。また、その相手。知人。
人知(じんち) :人間の知恵。人間の知能。
仁知(じんち) :仁愛も知恵もあること。思いやりがあって賢いこと。
世知(せち)  :世渡りの知恵。
         抜け目のないこと。けちなこと。また、そのさま。
探知(たんち) :隠されているものをさぐって知ること。
通知(つうち) :告げ知らせること。また、その知らせ。
頓知(とんち) :その場に応じて即座に出る知恵。機知。
認知(にんち) :ある事柄をはっきりと認めること。
         婚姻関係にない男女の間に生まれた子について、
         その父または母が自分の子であると認め、
         法律上の親子関係を発生させること。
         心理学で、知識を得る働き、すなわち知覚・記憶・
         推論・問題解決などの知的活動を総称する。
未知(みち)  :まだ知らないこと。また、まだ知られていないこと。
無知(むち)  :知らないこと。知識がないこと。
         知恵のないこと。また、そのさま。
予知(よち)  :何が起こるかと前もって知ること。
理知(りち)  :理性と知恵。また、本能や感情に支配されず、
         物事を論理的に考え判断する能力。


知育(ちいく) :徳育・体育に対して、知識の習得によって
         知能を高めることを目的とする教育。
知恵(ちえ)  :物事の道理を判断し処理していく心の働き。
         物事の筋道を立て、計画し、正しく処理していく
知覚(ちかく) :思慮分別をもって知ること。
         感覚器官を通して外界の事物や身体内部の状態を知る働き。
知己(ちき)  :自分のことをよく理解してくれている人。親友。知人。
知行(ちぎょう):職務を執行すること。
知遇(ちぐう) :人格・能力などを認められて、厚く待遇されること。厚遇。
知計(ちけい) :知恵をめぐらしたはかりごと。知謀。
知見(ちけん) :実際に見て知ること。
         また、見聞して得た知識。見解。見識。
知言(ちげん) :道理にかなった言葉。
知歯(ちし)  :第三大臼歯のこと。親知らず歯。知恵歯。
知識(ちしき) :知ること。認識・理解すること。
         また、ある事柄などについて、
         知っている内容。考える働き。
知悉(ちしつ) :ある物事について、細かい点まで知りつくすこと。
知者(ちしゃ) :知恵のすぐれた人。道理をわきまえた人。
知術(ちじゅつ):知恵をしぼった計略。巧みなはかりごと。
知将(ちしょう):はかりごとや戦略、戦術にすぐれた大将。
知人(ちじん) :互いに知っている人。知り合い。
知性(ちせい) :物事を知り、考え、判断する能力。
         人間の、知的作用を営む能力。
         比較・抽象・概念化・判断・推理などの機能によって、
         感覚的所与を認識にまでつくりあげる精神的能力。
知的(ちてき) :知識・知性の豊かなさま。また、知性の感じられるさま。
         知識・知性に関するさま。 
知徳(ちとく) :知恵と人徳。学識と徳行。
知得(ちとく) :知ること。知り得ること。
知日(ちにち) :外国人でありながら日本をよく理解し、
         日本の事情に通じていること。
知嚢(ちのう) :知恵のたくわえ。また、知恵に富んだ人。知恵袋。
知能(ちのう) :物事を理解したり判断したりする力。
         心理学で、環境に適応し、
         問題解決をめざして思考を行うなどの知的機能。
知弁(ちべん) :知恵があって、物事を弁別する能力があること。
         才知と弁舌。才知のある弁舌。
知謀(ちぼう) :知恵を働かせたはかりごと。巧みな計略。
知名(ちめい) :世間に名前が知れ渡っていること。また、そのさま。
知命(ちめい) :天命を知ること。
知勇(ちゆう) :知恵と勇気。また、知者と勇者。
知友(ちゆう) :互いに理解し合っている友。
知慮(ちりょ) :賢い考え。物事について深く考える能力。
知了(ちりょう):知りつくすこと。通暁。
知略(ちりゃく):才知に富んだはかりごと。知謀。
知力(ちりょく):知恵の働き。知的な能力。


全知全能(ぜんちぜんのう):すべてを理解し、どんなことでも行える能力。
暗黙知(あんもくち)   :認知の過程あるいは言葉に表せる知覚に対して、
              言葉に表せない・説明できない身体の作動。
知死期(ちしご):陰陽道で、生年月日の干支(えと)や潮の干満などによって
           知りうるとされている死の時期や時刻。
痴呆(ちほう) :ある人の知能程度が、同じ年齢の人々に比べて
         はなはだしく劣っている状態。またそういう状態にある人。
         正常に発達し獲得された知的能力が、
         脳疾患や老衰などによって低下し、もとに戻らない状態。

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こうやって並べてみると、ほとんど「知恵」という言葉をもとに
新たに単語がつくられているのかな、と思います。
「知恵のたくわえ」という言葉がひっかかります。
たくわえをどうやって表に出すか。
知育するだけじゃなくてそれを活かすチャンスをどうやって与えるか。
引っぱりだすということもやってみたい。